毛髪診断士を取得して皮膚科で活躍

昨今、よく耳にするようになったAGA治療は、主に皮膚科で対応しており、AGA治療に関する知識を習得したいと考える看護師は増えています。毛髪診断士という資格は、毛髪に関する知識を一定以上取得していることと、顕微鏡などを使用しての観察技術ができるものです。AGA治療に携わりたいのなら、毛髪診断士の資格を取得しておくとより活躍できます。毛髪診断士の資格を得るためには2日間の講習会を修了して認定試験に合格することが条件です。またこの資格の認定期間は2年間で、更新する場合は認定更新試験を受験する必要があります。毛髪診断士の資格があれば、毛髪と皮膚に悩みを持つ人に対して適切な手入れ方法をアドバイスすることが可能です。

毛髪診断士認定講習会の講師は皮膚科専門医などの学識経験者で、講習内容は毛髪論として「皮膚のしくみ」と「人の髪の毛の数」、「種類と分布」や「年齢の変化」などを指導します。他にも「毛器官の構造」や「毛周期」、「男性ホルモン」や「遺伝子異常による毛の異常」なども指導します。学ぶ講習生は「物理的原因による毛の損傷」や「化学的原因による毛の損傷と皮膚の障害」を学ぶことで、毛根の性質を理解したりヘア・ケアの実践力を磨きます。さらに毛髪の疾患については異常毛の見分け方や形状の異常などを学習します。そして脱毛と頭皮の疾患や脱毛症の分類なども学習して毛髪診断が可能になるように履修します。掛かる費用は決して安くはありませんが、今後皮膚科で専門的にAGA治療に携わりたいと考えるのならぜひ取得しておきたい資格です。尚、AGA治療に携わりたい看護師のためのサイト《看護師に知ってほしい!AGA治療とは?》もあるので、ぜひチェックしておきましょう。

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